前期S級の宮内が弥彦準決6Rで会心の差し脚を発揮した。土屋のまくりをゴール前で鋭く捕らえて快勝。「今期は半分以上が準決勝4着。あと1人が抜けなかった。初日も前を差せなかったが、準決勝は余裕を持って抜きに行けた」と笑顔で振り返った。まくった土屋が「抜かれる感じではなかったのに。宮内さんは強いな」と本音がポロリ出るほど、切れ味が光った。
セッティングや乗車フォームなどを試行錯誤。ここにきてやっと〝当たり〟をつかんだ。「体の使い方が良かったから道中が楽だった。決勝もこのセッティングと乗り方で行く」。迷いが消えたことで吹っ切れた様子。土屋―小林の3番手でもチャンスは十分。直線強襲で今年初Vを狙う。
【弥彦FⅡ最終日7R】宮内 今年初Vへ強襲
2019/10/16